July 19, 2011
October 22, 2008
個性豊かな野草『大文字草』
登山と言えば野草に会うのも楽しみの一つである。
山野草はハテナ堂に集まるオヤジ達同様
個性的なモノが多く『ハテナ山楽体』にとっても
登山中の疲れを癒してくれる切っても切れないアイテムの一つである。
この秋その野草の一つ大文字草がやっと咲きました。
（夏に大きめの葉を摘み間引きしたのが良かったのかな）
山の岩場でひっそりと咲く花だが
この大文字草一つとっても今やバラエティー豊かな品種が多く
育て甲斐のある野草である。
その野草のごとく日々ひっそりと生活している個性豊かな
ハテナ堂に集まるオヤジ達が、はじける秋がやって来た。
食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋にふさわしいハテナ堂に集まるオヤジ達から連絡があり
一段と磨きがかかった弦楽器作りのオヤジは、
１０月３１日〜１１月２日、科学技術館で行われる弦楽器フェアに今年も出展。
今年は、裏・横板にウォールナットを使用し、くもの巣状のモザイクをあしらった作品を出品するそうだ。
また下町のアーティストオヤジとピーマンマンオヤジも
11月2日〜12日まで東京都美術館で『第34回現代童画展』に出品すると言う。
東京都美術館と言えば現存する作品が30数点しか存在しないと言われる
フェルメール展も確か12月頃までやっているのでは。これも必見！
そしてMR.JUNでは大好評のOLDIES NIGHT第3弾が11月7日（金）に行われる。
前回は店のキャパを越える40名近くのオーディエンスが押し寄せたため、
踊るスペースがあまり取れず、一部のお客様には窮屈な思いをさせてしまったそうで、
マスターに変わり、この場をお借りして私がお詫び申し上げますが、
40〜60代を中心としたオールディーズパワーには勝てず、
窮屈を承知で見に来たい方は拒みませんのでどんどん来て下さいと。
2ドリンク付きの御膳が出ての4,000円は超リーズナブル！
あとはHATENA BLUES BANDファンも、
ブルースナイトを待ち焦がれているので、いつ動き出すのかこれも楽しみ。
そして芸術の秋と共に、食欲の秋でもある。
こちらはどうでもよい、自称グルメ通の小円遊オヤジから
産地偽装問題で話題の尽きないウナギ。
この『うなぎの煮凝り』の珍味でこれから一杯やるのだと言うメールが来た。
もっとも小円遊オヤジ自身もある意味偽装と言えば偽装だが。
高校時代三遊亭小円遊に顔も雰囲気も似ていると言わたばっかりに！
まあ落語の出来ない本人には偽装『うなぎの煮凝り』があっているかも。
ついでに食欲の秋にふさわしい！？ 本日の愛妻弁当の画像も送ってきた。
もしかしてグルメ通も偽装？
『偽装うなぎの煮凝り』と夫婦揃ってグルメ通という『秋の愛妻弁当』ってこれかよ！
スポーツの秋なかなか山に行けない分
そろそろ釣鐘草（カンパニュラ）でも植え込み自然に触れるとするかな。
自然はうそをつかない。
日本全国偽装問題に振り回された1年。
ハテナ堂に集まるオヤジ達もまた偽装小円遊オヤジに振り回された一年だった。
まだまだいる個性豊かなハテナ堂に集まるオヤジ達。
いまだにゴク数人しか紹介できていないのがちょっと残念！
山野草はハテナ堂に集まるオヤジ達同様
個性的なモノが多く『ハテナ山楽体』にとっても
登山中の疲れを癒してくれる切っても切れないアイテムの一つである。
この秋その野草の一つ大文字草がやっと咲きました。
（夏に大きめの葉を摘み間引きしたのが良かったのかな）
山の岩場でひっそりと咲く花だが
この大文字草一つとっても今やバラエティー豊かな品種が多く
育て甲斐のある野草である。
その野草のごとく日々ひっそりと生活している個性豊かな
ハテナ堂に集まるオヤジ達が、はじける秋がやって来た。
食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋にふさわしいハテナ堂に集まるオヤジ達から連絡があり
一段と磨きがかかった弦楽器作りのオヤジは、
１０月３１日〜１１月２日、科学技術館で行われる弦楽器フェアに今年も出展。
今年は、裏・横板にウォールナットを使用し、くもの巣状のモザイクをあしらった作品を出品するそうだ。
また下町のアーティストオヤジとピーマンマンオヤジも
11月2日〜12日まで東京都美術館で『第34回現代童画展』に出品すると言う。
東京都美術館と言えば現存する作品が30数点しか存在しないと言われる
フェルメール展も確か12月頃までやっているのでは。これも必見！
そしてMR.JUNでは大好評のOLDIES NIGHT第3弾が11月7日（金）に行われる。
前回は店のキャパを越える40名近くのオーディエンスが押し寄せたため、
踊るスペースがあまり取れず、一部のお客様には窮屈な思いをさせてしまったそうで、
マスターに変わり、この場をお借りして私がお詫び申し上げますが、
40〜60代を中心としたオールディーズパワーには勝てず、
窮屈を承知で見に来たい方は拒みませんのでどんどん来て下さいと。
2ドリンク付きの御膳が出ての4,000円は超リーズナブル！
あとはHATENA BLUES BANDファンも、
ブルースナイトを待ち焦がれているので、いつ動き出すのかこれも楽しみ。
そして芸術の秋と共に、食欲の秋でもある。
こちらはどうでもよい、自称グルメ通の小円遊オヤジから
産地偽装問題で話題の尽きないウナギ。
この『うなぎの煮凝り』の珍味でこれから一杯やるのだと言うメールが来た。
もっとも小円遊オヤジ自身もある意味偽装と言えば偽装だが。
高校時代三遊亭小円遊に顔も雰囲気も似ていると言わたばっかりに！
まあ落語の出来ない本人には偽装『うなぎの煮凝り』があっているかも。
ついでに食欲の秋にふさわしい！？ 本日の愛妻弁当の画像も送ってきた。
もしかしてグルメ通も偽装？
『偽装うなぎの煮凝り』と夫婦揃ってグルメ通という『秋の愛妻弁当』ってこれかよ！
スポーツの秋なかなか山に行けない分
そろそろ釣鐘草（カンパニュラ）でも植え込み自然に触れるとするかな。
自然はうそをつかない。
日本全国偽装問題に振り回された1年。
ハテナ堂に集まるオヤジ達もまた偽装小円遊オヤジに振り回された一年だった。
まだまだいる個性豊かなハテナ堂に集まるオヤジ達。
いまだにゴク数人しか紹介できていないのがちょっと残念！
17:07:27 |
00841957 |
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May 10, 2007
23-24/1553万 Vintage Style
維持管理の行き届いたビンテージ兄弟のニッサンプレジデント
昭和の時代から変わらないハテナ堂の店先と看板
最近若者を中心に昭和がブームらしく、
あらゆる昭和の物が復刻し市場がにぎわいを見せている。
そんな中、東京オリンピックで沸き上がる年に誕生した
小林旭の「自動車ショー歌」を流しながら一台の車がやって来た。
1970年代の夏のファッションに身を包む下町のビンテージ兄弟。
♪あの娘をペットに したくって ニッサンするのは パッカード
骨のずいまで シボレーで あとでひじてつ クラウンさ〜♪
と歌が流れ出る車は1971年型日産プレジデントだ。
ワックスで見事に磨き上げた車体に、横を通りすぎていく
バスの運転手やトラックの運転手、はたまたシルバー系のアクセサリーに
身を包みちょっと気取りの入った、ラップ系の若者達までもが熱い視線をおくる。
夏の日差しが似合う東京は下町に住むビンテージ兄弟。
「俺達はな〜んも変わんねぇ〜が、勝手に昭和が平成になり、
新しい物にマスコミや世間の目が向くと企業も開発の手を休めず
どんどんつき進む。そしたら今度はどうだい、古き良きモノを壊しておいて、
金になると思うと勝手に昭和がブームに。俺達はずぅーっと昭和なんだよ」と
駄菓子屋バッジに立ち寄って来たという駄菓子をほおばりながら、
夏日となった一日を楽しんでいるかのようだった。
ビンテージ物のダッジラムのピックアップも所有しているが、
これも大切に維持管理し格好よく乗りこなす。
この兄弟きっとレトロブームが去っても昭和のままなんだろう。
ハテナ堂のオヤジが怒って言う
「世間の古着屋や、リサイクルショップがビンテージ物と称して、
やたら高値で商売してるのが納得いかない」と。
オヤジの店は50年近くやってるから、
20〜30年前に売ってた価格が染み付いているので、余計にそうなのかもしれない。
ハテナ堂は昔からこのスタイルでやっているので常連のオヤジ達やリピーターは、
ハテナ堂の商品や値段を熟知している。高くてもせいぜい冬物ジャケットが２万円台、
今の時期に至っては、千円台がほとんど。
これがビンテージ物だろうが、最近の物だろうが変わらない。
商品にこだわっているのは確かだが、カッコイイ物、他に無いものを
安物でなく高額な物でもないミディアムプライスで提供している。
だから、店の2階の倉庫にしている部屋を整理すると、
古き時代の掘り出し物が時々出て来ては、昔の価格のままで店に並べる。
このビンテージ兄弟もそのファンの中の二人なのである。
もっとも米軍のミリタリー物も大好きなようだが。
昔を知らない人の中には、どうもビンテージ物ばかりにこだわり、
うんちくを並べる店はイメージで高価なものばかり売っていて、
そういう連中が集まっていると思われがちな店は、
入りづらいと思っている人もいるんじゃないだろうか？
ハテナ堂も、もしかしたらそうとらわれかねないが、俺のブログでもわかるように、
ゴク普通のオヤジや若者達が、昔からブラリと立ち寄っている店なのである。
店構えが勝手にレトロになっただけで。
最近、道行く人の中にはわざわざ流行にあやかって、
この様な店構えにしていると勘違いし、写真を撮る者も増えているようだが、
このあたりも勝手に周りが新しくなっただけで、オヤジも店も昭和の時代から全然変わらない。
変わったのはハードロック時代のロンゲがハゲに。
客のいない時間帯、一人弾くドブロギターが歴史を物語る。
下町のビンテージ兄弟が去ったあと、
酒を片手にドブロギターが泣いていた。
♪〜ジャガジャガのむのも フォドフォドに ここらで止めても いいコロナ♪
ジャガジャ〜〜〜ン！
06:47:21 |
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April 15, 2007
旅の途中
外灯のあかりがどことなく哀愁を誘うパリ北駅。
ここからヨーロッパ各地に向かって国際列車が発着する
右にこれから乗り込む寝台列車と車内で出た朝食の写真
夜行列車で着いた早朝のブレーメン。
朝靄の中マルクト広場の市庁舎とローラント像（右奧）の前で
思いっきり深呼吸をする子ども達。右の写真がブレーメンの音楽隊の銅像
子ども達の入学と新学期のはじまりに合わせ
思い出作りを重ねるおやじ達家族は帰国したが、
旅の途中、メールで前回紹介したラプンツェルの前に立ち寄ったと言う
メルヘン街道の起点（終点？）でもあるブレーメンに立ち寄った時の画像も
送ってきてあったのでちょっと紹介しよう。
ドイツ北部に位置するブレーメンへはフランスから約10時間かけての夜行列車の旅だったようだ。
ブレーメンと言えばグリム童話の「ブレーメンの音楽隊」で有名だが、世界遺産があるとは知らなかった。
マルクト広場の市庁舎とローラント像が世界遺産らしい。
ブレーメンの音楽隊の銅像もいいが世界遺産は一見の価値があるとオヤジからメールが来ていた。
色々世界遺産の事について親父からのメールに書いてきてあったが、
画像や文章が即、送られて来れるようになり便利な世の中になったものだ。
この親父の家族達、これからも思い出作りの旅を続けるようだが、
ヨーロッパは自転車を積み込める車両も充実しているのでロードバイクでのアルペン街道の旅や
2級船舶の免許を取りヨーロッパの運河を家族で旅をするのも夢だと言う。
こういう経験などを重ね、子ども達も独立心や創造性が育まれていくのであろう。
ハテナ堂のオヤジを中心とするハテナ山楽体。
そのメンバーの家族の中には家族で登った山が10年で150座を越えた家族もいる
とにかくハテナ堂に集まるオヤジ達は趣味が多彩で元気だ!
日々タンタンと送る生活。
何のために働くのだろう？ハテナ堂に集まる親父達は
欧米人達のように遊ぶために働いていると口をそろえ言いきる。
小円遊親父のように日々焼酎漬けの親父も中にはいるが、まだまだ人生旅の途中。
そう言えば旅から帰った親父からのお土産は、
ベルギーのタンタン博物館に立ち寄った際に買ったという
タンタンのキーホルダーだったんヨ！。
思い出作りを重ねるおやじ達家族は帰国したが、
旅の途中、メールで前回紹介したラプンツェルの前に立ち寄ったと言う
メルヘン街道の起点（終点？）でもあるブレーメンに立ち寄った時の画像も
送ってきてあったのでちょっと紹介しよう。
ドイツ北部に位置するブレーメンへはフランスから約10時間かけての夜行列車の旅だったようだ。
ブレーメンと言えばグリム童話の「ブレーメンの音楽隊」で有名だが、世界遺産があるとは知らなかった。
マルクト広場の市庁舎とローラント像が世界遺産らしい。
ブレーメンの音楽隊の銅像もいいが世界遺産は一見の価値があるとオヤジからメールが来ていた。
色々世界遺産の事について親父からのメールに書いてきてあったが、
画像や文章が即、送られて来れるようになり便利な世の中になったものだ。
この親父の家族達、これからも思い出作りの旅を続けるようだが、
ヨーロッパは自転車を積み込める車両も充実しているのでロードバイクでのアルペン街道の旅や
2級船舶の免許を取りヨーロッパの運河を家族で旅をするのも夢だと言う。
こういう経験などを重ね、子ども達も独立心や創造性が育まれていくのであろう。
ハテナ堂のオヤジを中心とするハテナ山楽体。
そのメンバーの家族の中には家族で登った山が10年で150座を越えた家族もいる
とにかくハテナ堂に集まるオヤジ達は趣味が多彩で元気だ!
日々タンタンと送る生活。
何のために働くのだろう？ハテナ堂に集まる親父達は
欧米人達のように遊ぶために働いていると口をそろえ言いきる。
小円遊親父のように日々焼酎漬けの親父も中にはいるが、まだまだ人生旅の途中。
そう言えば旅から帰った親父からのお土産は、
ベルギーのタンタン博物館に立ち寄った際に買ったという
タンタンのキーホルダーだったんヨ！。
いただいたタンタンのキーホルダー
17:19:56 |
00841957 |
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March 31, 2007
22/1553万 モノより思い出
左：塔の窓から垂れ下がる編んだ髪
右；川面から上がる放射冷却による霧で古城周辺が幻想的な風景に覆われる
ラプンツェルの古城に向かう道。右に見えるのがラプンツェルの古城
ハテナ堂に集まるオヤジ達は比較的、子どもを自由奔放に育てかつ家族で思い出作りをする者が多い。
仲間の中にはアウトドアライフを楽しむかたわら、海外の児童文学に興味を持ち
「児童文学には子育てのヒントが多く隠されている」と言い情操教育に役立ててきた家族がいる。
受験を要領よく乗り切るためのテクニックを教える塾や予備校を嫌い、
中学の塾代1年間分があれば家族4人、ヨーロッパへは2週間近く行って来れると言って、
（無論ピーク時期をはずし、自分たちで計画を立て予約をしたりしての個人旅行ではあるが。）
家族で計画を立て児童文学の地や山登りの旅に出る。
お金の使い方はそれぞれの家庭ごとに多種多様であって当然だが、
勉強の好き嫌い関係なく、右へならえでこぞって塾通いをする日本の現状。
それで親は安心をする。みんなと同じようにやっているから安心するのだろう。
塾へ行ける子どもはいい、塾代までもなかなか生活費から回せず、
本当に勉強が好きで塾へ行きたくてもいけない子。
勉強が嫌いだが親に言われて仕方なく塾へ通う子。
みんなが行くからと言って塾へ通う子。
行ける子どもと行けない子どもの中に、格差がうまれる教育の今日。
人生一度しかないというのに子どもを持つ親は自分の幸せをあと回しに、
身を粉にして教育費のためにせっせと働く。
子どもが2人、3人といれば、この過酷な状況が延々と続く
俺達の時代には当たり前だった学校帰りの道草。
子も親も道草を忘れ受験戦争の中で生きている。
俺達にとってはハテナ堂が仕事帰りの道草。
この道草があるからこそハテナ堂に集まるオヤジ達は元気で、明るく、
自分がどうしたら幸せかを考え自分らしく生きている。
その上で家族との思い出作りを重ねる。
海外の児童文学に興味を持つ今回の家族は、
グリム童話にある「ラプンツェル」の古城に日本から予約をし、
ドイツ国内のローカル線とバスを乗り継ぎ宿泊したそうだ。
（ドイツにはこの様に宿泊出来る古城がいくつかあり、『いばら姫（眠れる森の美女）』の城も泊まれる古城の一つらしい）
『魔女によって高い塔の中に閉じこめられてしまった主人公のラプンツェル。
髪を編み塔の窓からたらし、王子様を塔の中へ導き入れているところを、魔女にみつかってしまう』
さてその結末はいかに………。
心のゆとりとやすらぎを求めてか、最近大人の中で童話ブームだという。
道草がてらに、たまにはラプンツェルを知らない人は読んで見るのもいいかも知れない
喧噪の世の中からちょっとタイムスリップ出来るのでは。
補足として今回のオヤジの二人の子ども。
家族で早くから受験戦争のレールから降りてしまい、塾や予備校を知らない子ども達である。
でも、家族で海、野山をかけずり回り、国内外問わず旅に出た思い出が心の中にぎっしりと詰まっている。
子ども達が巣立った老後は夫婦でその引き出しをひとつずつ開けるのも、楽しみのひとつだと言っていた。
このオヤジの子ども達、姉は昨年国立大学の医歯薬系の学部へ現役で、妹は希望の公立高校に今春受かったそうだ。
今度はこの家族何処ヘ、思い出作りの旅に出るのか楽しみだ。
世界の先進国からは高校までは義務教育をと求められている日本
せめて教育の格差を無くし平等であってもらいたいものだ。
将来、国際社会の一員として太刀打ち出来る日本人を育てるためには、
IQよりもEQを磨くほうが大切なのかも知れない。
今年杉並区の教員になるという
乙武さんが言っていた
「人と同じでなくていいんだよっ」と。
仲間の中にはアウトドアライフを楽しむかたわら、海外の児童文学に興味を持ち
「児童文学には子育てのヒントが多く隠されている」と言い情操教育に役立ててきた家族がいる。
受験を要領よく乗り切るためのテクニックを教える塾や予備校を嫌い、
中学の塾代1年間分があれば家族4人、ヨーロッパへは2週間近く行って来れると言って、
（無論ピーク時期をはずし、自分たちで計画を立て予約をしたりしての個人旅行ではあるが。）
家族で計画を立て児童文学の地や山登りの旅に出る。
お金の使い方はそれぞれの家庭ごとに多種多様であって当然だが、
勉強の好き嫌い関係なく、右へならえでこぞって塾通いをする日本の現状。
それで親は安心をする。みんなと同じようにやっているから安心するのだろう。
塾へ行ける子どもはいい、塾代までもなかなか生活費から回せず、
本当に勉強が好きで塾へ行きたくてもいけない子。
勉強が嫌いだが親に言われて仕方なく塾へ通う子。
みんなが行くからと言って塾へ通う子。
行ける子どもと行けない子どもの中に、格差がうまれる教育の今日。
人生一度しかないというのに子どもを持つ親は自分の幸せをあと回しに、
身を粉にして教育費のためにせっせと働く。
子どもが2人、3人といれば、この過酷な状況が延々と続く
俺達の時代には当たり前だった学校帰りの道草。
子も親も道草を忘れ受験戦争の中で生きている。
俺達にとってはハテナ堂が仕事帰りの道草。
この道草があるからこそハテナ堂に集まるオヤジ達は元気で、明るく、
自分がどうしたら幸せかを考え自分らしく生きている。
その上で家族との思い出作りを重ねる。
海外の児童文学に興味を持つ今回の家族は、
グリム童話にある「ラプンツェル」の古城に日本から予約をし、
ドイツ国内のローカル線とバスを乗り継ぎ宿泊したそうだ。
（ドイツにはこの様に宿泊出来る古城がいくつかあり、『いばら姫（眠れる森の美女）』の城も泊まれる古城の一つらしい）
『魔女によって高い塔の中に閉じこめられてしまった主人公のラプンツェル。
髪を編み塔の窓からたらし、王子様を塔の中へ導き入れているところを、魔女にみつかってしまう』
さてその結末はいかに………。
心のゆとりとやすらぎを求めてか、最近大人の中で童話ブームだという。
道草がてらに、たまにはラプンツェルを知らない人は読んで見るのもいいかも知れない
喧噪の世の中からちょっとタイムスリップ出来るのでは。
補足として今回のオヤジの二人の子ども。
家族で早くから受験戦争のレールから降りてしまい、塾や予備校を知らない子ども達である。
でも、家族で海、野山をかけずり回り、国内外問わず旅に出た思い出が心の中にぎっしりと詰まっている。
子ども達が巣立った老後は夫婦でその引き出しをひとつずつ開けるのも、楽しみのひとつだと言っていた。
このオヤジの子ども達、姉は昨年国立大学の医歯薬系の学部へ現役で、妹は希望の公立高校に今春受かったそうだ。
今度はこの家族何処ヘ、思い出作りの旅に出るのか楽しみだ。
世界の先進国からは高校までは義務教育をと求められている日本
せめて教育の格差を無くし平等であってもらいたいものだ。
将来、国際社会の一員として太刀打ち出来る日本人を育てるためには、
IQよりもEQを磨くほうが大切なのかも知れない。
今年杉並区の教員になるという
乙武さんが言っていた
「人と同じでなくていいんだよっ」と。
10:11:27 |
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